しろこの余白

好きなもの関係で思ったことの記録です。

#ドルステとわたし【立志編】

事の始まりはテニスの王子様。私の青春時代を共に過ごしてくれた王子様たちは、2.5次元観劇デビューも支えてくれました。

ここの経緯は割愛しますが、端的に言えばあの頃に数打ちゃ当たるほどいた『財前光役 佐藤流司』にメロメロにされたオタクの一人が私です。

哀れな構図やな──

 


2014年5月。

流司くんの別作品を観てみたい、ちょっとよくわからないけど数年前まで某大手事務所のファンもやってたしアイドルものなら楽しめるだろう。なんて少しの緊張を抱えつつ足を踏み入れたのは新宿サザンシアター。

『プレゼント◆5−オレはぜったい悪くない−』の再演でした。

今でも鮮明に覚えているのは、2部の途中で下手通路をゆっくりハイタッチしながら上ってくる要様の姿。私、通路席。これは…と思いながら右手に1本携えたペンライトを恐る恐る左手に持ち替えて、要様が階段を上ってくるのを見る。見ている。見ている。

わ、こっち見た。

多分実際は2秒もなかったと思うけど、要様が私の目を見て、微笑みながらそっと手を合わせてくれたあの瞬間がいまだに脳裏に焼き付いています。こう書くとなかなか気持ち悪いけど、そのくらい衝撃的でした。

それまでの観劇では「座席に座っている自分はこの物語には存在しない外側」の感覚でいたのに、2部が始まった瞬間から確かに「私」がその中にいて、なにこれ。物語の世界なのに、私の現実でもあるんだ。すごい。楽しい。嬉しい。

要様に文字通り手を取られ、見事AWを楽しむ一員(青アム赤リボン)となったのでした。

 


余談ですが、ドルステに通い始めてから私の2.5を中心とした観劇趣味がとんでもなく勢いを増すことになったので、今この楽しい日々があるのはきっかけをくれたヤマトくんとあの日の要様のおかげです。本当に感謝してもしきれません。

 


とはいえこの時点ではまだ舞台通いにも慣れてなくて、その後のE.T.Lは不参加。

 


2014年8月、どうやら新作…?が始まる…?らしい?というあやふやな認識でチケットを入手し『CHaCK-UP』初日に参加。

リアルトリップが丸被りしていてこの日しか参加できなかったのだけど、今にして思えば行けて良かったなぁ。とにかくステージとの距離の近さに戸惑ったし真横を人が駆け抜けるしであっという間に終わってしまった。

2部が始まってキノコヘア&サングラス姿で現れた時は、いつまでこのままなんだろ…?て思いながらペンラ振ってた笑 なおこの時点では特にこの子好き!がなく、キャラ的にツボだったので青を振っていました。あの感じ、おたく皆好きになっちゃうじゃん。

ほんとに体感秒で頭の中チカチカしてたから、例の無表情対応に何の疑問も抱かず手を振って去った記憶。とりあえずこの世界すごく楽しいなって確信した瞬間でした。

 


2014年10月。前月のコスフェスはょゎのおたくだったので不参加でしたが、E.T.L vol.5は行きたい…行きたいぞ…という思いが沸々と高まり、チケットを探した結果、後に繋がる運命の出会いを果たします。ここで出会えていなければ、私はきっと今でも一人壁打ちの日々を過ごしていたでしょう。

公演自体もカメラ後ろのドセンというなんとも美味しい位置で楽しく過ごしました。カメラへの目線はみーんな私のもの!思ったモン勝ちや!

 


2014年11月のネルフェス2014。

ここでも安定のおひとり様だったのですが、映像でしか会えていなかった血の雨と無恥がOPで登場し、あまりの感動に2階最前で立ち上がれず。バンギャ上がりにナマの夜魔都はさすがに腰抜けました。(註釈:3次元は幼少期のジャニオタに始まりバンギャ→ジャニ再燃→バンギャ再燃を経て現在観劇メインに収まった人間です)

まさか人生で会える機会があるとは思っていなかったから本当に嬉しかった…その後はフルムーンまで登場するし、さすが祭典!こんなにレジェンドを目の当たりに…!とひたすら感動に打ち震えていました。

SOJ生徒の子たち、この時もまだ誰とはなく皆かわいーってニコニコしながら思ってた。

そんな訳で続くコミックジャックは不参加でした。

 

ところで10年後の某月また出会えるの信じてるんですけど諸々調整いかがでしょうかネルケプランニングさん。