しろこの余白

好きなもの関係で思ったことの記録です。

#ドルステとわたし【戴冠編】

CHaCK-UP ーEpisode.0ー

いまだにこの公演CDが出ることを切望しています。シリーズ歴代の中で一番好きな作品かもってくらい大好き。CHaCK-UPがミュージカルに挑戦!というこどちゃに引き続きのパラレル感にももう慣れたものでしたね。

ざっくり言えば天王星の王位継承に係る騒動を通じた第二皇子レイと便利屋ポミィとの友情物語なんだけど、実際のCHaCK-UPとポミィちゃんの関係性にもリンクするような結末は天才的でした。

今作でアンプラネットの4人が登場すると判明した時点で遂にドルステにおけるメインのアイドルが代替わりするって覚悟したので、当時の私にしては結構頑張って仕事の都合つけて通った記憶があります。中日のどっかでM1のセーレーブレーイーショーン♪って曲が終わるのと同時に座席にストンと座って連番の身内を笑い苦しめたらしい。その節は遅刻してすいません。サザンは駅から地味に遠い。

エピゼロの思い出はなぜかドロシーちゃんとのエピが強烈過ぎて、それ以外ぼやっとしてます。初日通路席、めきめきとヤバTOの頭角を現していた橙筆頭の彼を彷彿とさせるドロシーちゃんの振る舞いを「推しとオタクが似るってこういうことなのかな…」とか思いつつ見ていた私に事件が起きます。

客席を縦横無尽にかけめぐる衛兵たちとジューゴくんを目で追うのを諦めてぼんやり舞台を眺めていたら、周りから聞こえる笑い声&なぜか感じる視線。近くで何かあったのかと思って振り返ると、超至近距離から真顔で私の顔を覗き込むドロシーちゃん。さすがに「うわっ…え、怖っ」て声が出た。それを聞いたドロシーちゃんは何も言わず引き続き真顔で去っていったのですが、思えば私はこの時対応を間違えていたのかもしれません。

神戸公演のお見送り、ジューゴくんとドロシーちゃん参加回。ひたすらおたくたちに謝り続けるジューゴくんにデレデレしながら手を振っていたら、まだ順番来てないのに横から「あらブス!」って声を掛けてくるドロシーちゃん。さすがに「はぁ!?!?!」て声が出た。笑  まさかお見送りで喧嘩売られるとは思わなかったネ…いつかの未来で再会できた時はこっちから先制パンチ食らわしたいところです。無理だな、絶対負ける。

後方身内多連で『端正なお顔のレイ皇子』の8連うちわを掲げた無重力LOVEは最高に楽しかったです。神戸にも『レイ皇子』と出張しました。その時たまたまお隣に男性の白チャさんがいて、なんとなく貢献できた感があって良かったです。

というかCHaCK-UPに関しては結局なんだったんですか!?が多くて参ってます。ヒヤマがキミちゃんに憧れた日の話も聞かせてくれよだし、キミちゃんとユーリさんのその後だって知りたいし、ヴィーさんは何しに地球へ!?だし…まだ回収されてない伏線なんとかしてください🐢田さん。あと2024年には美波旅生くんに会えるって勝手に思ってます。思うだけタダだよね。

エピゼロで突如現れたアンプラネットくんですが、初期アー写公開時点で一発緑確定でした。あの時点だと緑っていうか青緑…?ていうまた絶妙な色のメッシュだけが頼りだったので、近い色のカッティングシートを探してうちわ作って初日に臨みました。席が運良くサティくんの曲中立ち位置で、見つかった瞬間明らかに🤩って顔したのがすんごい微笑ましかったです。そこからは随分構ってもらえて楽しかったな、追々あんな事態になるとは思いもしなかったけど…笑 まあそれはそれ、これはこれという事で良き思い出です。

急に思ったけどジューゴくんも宇宙警察さんも衣装が最強でしたね。絶対的に似合うもの×オタクが好きなものが見事にマッチしたお衣装だった…大きい鋏を振り回すとかそんなん好きじゃん。ローゼンメイデンじゃん。

エピゼロは一番皆が日常で再演してたな、と思うし今でも思い出したようにセリフ出してくるよね。10番入りまーす!サンキューでーす!とか。そういえば星乃くんが一時期このワードをTwitterのプロフで設定してたの、状況的にはちょっと不安もあったけどそれ以上に愛を感じてさすがだな…て思ってました。関係者もオタクも同じ目線で作品を好きでいるのがドルステらしさだなあって、思ったりなんだり。

#ドルステとわたし【祭典編】

アルスマグナさんのコス☆メンvol.15に、SOJの生徒たちが出るっていきなり言われた。

確かチケット結構出回ってからのゲスト発表で、死にそうな思いで探したけど無くて、追加販売も負けて行けない覚悟をしていたけど粘り強さを発揮してなんだかんだで入れて、鳴上林檎くんのレインダンスという激レアを目の当たりにしました。傘を使ったダンスだったからか物凄く緊張が伝わってきて微笑ましかったな笑 なおこの時も見事に人参でした。ゲスト目当てではあったけどアルスさんもWTでお会いする前から動画見てて好きだったので、普通に全編楽しかった!

 

みんなで!ドルフェス2015。

友達と連番で入ってんのに推しの立ち位置が違うから最終的には散り散りになったのほんと愉快だった。それでこそよ。木星人は基本下手固定ですが、上手固定の友達と一緒にいたいなと思ってそっちに入った回でビタミンラブの撃ち抜きをがっつり食らって狂いました。狂っている私を見て木星人さんは心底楽しそうでした。

確かこの時宇宙人たちは新曲が多くててんやわんやしました。BIG★BANGとか…ジョカゲもここが初出しだったけど、最高すぎて2公演目からゴリゴリに踊っていました。ジョカゲに関しては私にとって最後まで、ひたすら踊る為の曲だったな…

そういえばアルタイルってものすごーーーく何かを匂わせている曲なのに、結局何の匂わせだったのか明かされずじまいだったのが不完全燃焼。ストレートに受け止めればチャックからアンプラに移っていくポミィちゃんへの歌なんだろうけど…この曲メインで一公演あったんじゃ!?って期待含めて思ってしまったりもしました。そもそも赤桃二人の関係性について基本前作(狙われた)でのバチバチまででその後も宇宙人としてのやり取りしか見てないから「起承転結の承転ぶっ飛んだな!?」っていう、ドルステあるある。そこを勝手に補完する楽しみも、勿論あるあるとしてあったわけですが…。

この時ねずみ男子に初めて触れて、後々「あの時いた子かー!!」ってなるパターンが多くて面白かったです。多摩通いはこの前もこの後もしない派だったので知識がなくて…。三日月、尊さんにもお会いできて嬉しかったな。要様がひたすらにかっこよくてずーーーっと目が離せなかった…。目が合うと微笑んでくれたりウインクしてくださるの、本当に毎回心臓が止まりかけてた…。

 

そして正直、このドルフェスの締めを語るにはどんな言葉を選ベばいいのかすごく迷います。私にとってプレ5は出会った時にはもう既に完成されていてレジェンドの域だったから、きっとその前から応援していたリボンの皆さんとはどうしても違う目線だし、何を書いても何様になるだろうなって思う。赤リボンだから赤を振るべきだったのにそれができなくて後から怒られたくらいには呆然と目の前に来るメンバーをひたすら見つめるしかなかったけど、空に落ちるは最強のアイドルだったし、あの日の最後のアルタイルも、いつもサンキューも最高に輝いていました。ぐずぐずな顔だったろう私と目が合った瞬間にあるメンバーがくしゃって泣き顔になってしまったのが今でも本当に申し訳なくて、最後だからってこんなんじゃ駄目だって反省したのも覚えてる。なんだ、私のこの日の記憶って怒られたり反省したりで散々だな。笑

ああいう形で終わりを告げられるのって優しさでもあり残酷でもあると思っていたけど、ああして彼らのアイドルグループとしての物語が締め括られたからこそ、今もこの世界のどこかにいるという余韻が残っているように思います。勿論それにはその後も折に触れて話題に出してくれた彼らだったり、戻ってきてくれた彼のおかげもたくさんあるけれど、それとはまた別の視点ということで。

根が後ろ向きなせいでフェスのテーマ曲『DollyDays』のタイトルをどうしても深読みしてしまって、好きだけど怖い曲だって思っていて、この頃からいずれ終わる日のことがずっと頭の片隅に残っていたけど、だからこそ、一回一回を後悔したくないし大切にしたいって気持ちも強まっていきました。

それはアイドルステージに限った話ではなかったし、ある意味で私の中でも転機となったライブでした。

ハケンアニメ!を観た

⚠基本あらすじの解説とかふっ飛ばして自分の感想だけ書いているので、必要に応じて検索してください

⚠ネタバレもしています

⚠感想というよりだらだら考えたことになってしまいました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

刺さるといいなって思ってます!と前置きされて見たけど、そんな軽いもんじゃなくてびっくりした。当日は大雨だったから、タオルを余分に持ってきていて良かった。

社会人として働く私、小さい頃から2次元オタクの私、若手俳優を追いかけている私、全員まとめて突き刺されるなんて初めての経験。

人生の命題として「自分は何者か」を追い求めるのは社会に生きる人間によくあることだと思う。例えば、自分だからこそできるのだと確信できること、自分の存在や行動を評価されること、自分の存在が誰かの存在に影響を与えること。孤独であることを自立と捉える考え方も否定はしないけど、私は結局、人は誰かの目線を受けることが一番の支えになるのだと思っている。

私個人はもう既に何者かになることを諦めているフシがあるけれど、それでも、誰かに知っていてほしいという気持ちはどうしても消せない(その言い訳がこの考え方なのかもしれない)。そんな甘えた考えのもとで生きてる人間に対してこの作品は、どうしようもない現実は勿論のこと、そんな現実の中でもつかみ得る希望すらも見せつけてきた。でもこれは私であり私でない人の物語であって、じゃあこれを見た私はどうすればいいんだ?

私の日常には行城さんも有科さんもいないんだよ。そんなことはわかっている。

全編通して、端的に言えば「わかる…」の連続だった。たまたま自分が女で、2次元が好きで、人の多い会社に勤めていて、何かを応援しているからなのかもしれないけど。

相手からレッテル貼りをされ、それを受け流すのに慣れすぎると、知らない間にこっちが貼る側に陥っていたり。味方だと思っていた人は、実はただのこうもりだったり。敵だと思っていた人は、実は思いやりの裏返しだったり。生きていると目に見えている物事の不確かさを日ごと実感するし、嫌だなしんどいなって思って不必要に疑いの目を向ける時だってある。けど、人にも物事にも裏があってこそ面白いし、裏があるからこそ、そこに救いが隠れていたりする。あながち否定するばかりでもないんだよな、って、鼻をすすりながらぼんやりと考えた。名前を呼ばれただけで認められた気持ちになる、その感覚を知っている。

アニメーションのチカラ、みたいな話。あの日出会えたことが今の原動力に繋がる、という話。小さい頃の私も物語の世界にたくさん助けられたし、それは今この年になっても変わっていない。

自分に貼られたレッテルをそのまま極めて自分のモノにしてやる!って笑った群野さんがかっこよかった。きっとそう在ることができるのは大好きなものが側にいてくれるからで、その頑張りが自分と大好きなものを繋いでくれるからで、あー、そうだったなって、この一年と少しを振り返ってしまったり。想像する以上に、好きの力は大きいんだよ。

そこからあの日の自分のような誰かに刺さってほしい、という思いに繋がっていくのは、優しいなって思った。そんな同じ道を進む、まだ全く評価されてない瞳と、評価されすぎている王子。瞳が自分の描きたい内容を貫けたのも王子がヒロインを殺さないラストを描けたのも、自分の中の好きな気持ちを明け透けにぶつけてもいい相手や場所があるって信じられたからだけど、勿論その前提にはそれを自分自身で作り上げ、手に入れる努力がある。貫くためには相応の準備は必要、甘くはない。

劇中、最終回視聴率の勝敗が、DVD予約数でひっくり返る。静かなシーンでひっそりと明かされる結末は、ひどく現実的だからこそ「そうだな、そういうものだな」って納得させられた。結果はいつも一つじゃなくて、先々に繋がっている。今が駄目でも、悲観するには早い。

私の日常には行城さんも有科さんもいない。けれど、私に力をくれる出会いは確かにあの時あったし、今だって側にいてくれている。いつだってその感情が私の支えになっている。「好き」という気持ちは時に願いにも似ているけれど、願うばかりでは足りないことを大人の私は知っている。どんなに儘ならない日々でも、好きのために頑張る私こそが「私」だって言いたい。何者にもなれなくても、私の好きを貫く私であることだけは忘れたくない。その頑張りが結果的に、いつか何かに刺さるかもしれない。そう思えるから、まだ諦めることはないな。

 

なんか考え事が大半になってしまったけど、吉岡さん演じる瞳の普段の覇気のなさ×頑固さのにじみ出る感じとか、中村さん演じる王子の「界隈ではイケメン扱いされてるけど世の中的に見るとそこまででもない」絶妙なビジュアル(中村さんはそこら辺の匙加減が毎度すごいと思ってます、イケメンな時はめちゃくちゃイケメンだし逆も然り)、そして何より柄本さんの主人公視点を意識した演じ方の所作、これほんっっとに凄かった、たった一つの仕草や表情でこんなにこっちの受取り方を操作されるのか…ってゾクゾクしたしいつか生で拝見したい、その他どの役者さんもまさに「その人」で没入感が凄かった。

そんなこんなでぶっ刺さってこんな感じに至りましたね。

本当に、何かを好きで何かに救われた人、今何かに打ちのめされている人は絶対観てほしい。2時間ちょい時間を作れる人は絶対観てほしい。出来れば翌日仕事休みの夜に。

 

観終わってからコージーコーナーのエクレア渡された時はさすがにアフターサービス充実し過ぎで笑った。美味しかったです。

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#ドルステとわたし【銀座編】

E.T.Lツアー名古屋の思い出にはもう一つ、現地のセブンイレブンで次に控えていた舞台『こどものおもちゃ』の発券をしたらほぼ全部最前列が出て狂った、というものがあります。りぼん先行だったからまあそうか…と思いつつ、初めての誕生日当日公演もあったので最高が約束された瞬間でした。

CHaCK-UPが本人役で舞台出演するという頭がこんがらがりそうな事態でしたが、毎日上がる子役たちとのお写真にひたすら癒やされていました。あとビタミンラブが本当に名曲で、あれをCHaCK-UPに歌わせるという決定をしてくれたスタッフの皆さんに心から有難うございましたって今でも思ってるし、あの後ドルフェスでも聴けたのは最高に嬉しかったです。『男の魅力を舐めたら』のところの腰落として頭振る振付がなんでかすんごく好きでした。なんだろう。髪の毛が舞うのが良かったのかな。

確かこの時が初めての全通だったはず。公演期間に合わせて夏休みをとったので毎日元気に銀座に向かって会場近くのドトールで手紙書いてから入場するのがルーティンになり、ほぼ出勤みたいなもんだなって思ったりもしました。仕事の何千倍も楽しかったけど!宇宙服のまま侍やったり(これは劇中のお仕事だからまだわかる)記者役やったり(これはわからない)、こどちゃだからアリだけどほんとにカオスだったな…とはいえ子役の皆かなり上手かったし一慶さんやらロッキーさんやら琴乃さんやら周りも手堅い布陣で見応えあったので毎回普通に楽しんでました。今思えばりひとくんとかね…大きくなったね…。カーテンコールの時、子役の中でも若干ひいき目に見てた子(?)をジュジュくんがおんぶして出てきた事があってスタオベしそうになりました。

誕生日当日はマチソワ最前ドセン全く同じ番号っていう意味わからん事態だったので心底神に感謝しました。それまで毎日毎日客席にいたらそりゃなんとなくオレら(宇宙人)目当ての客だなってのは舞台上からもわかるのか、おかげさまでカーテンコールのお手振りとかは結構貰えてたんですよね。でも、その日は最後に手を振る時にちょうどセンターに立つキャップが角度的に被ってジュジュくんの顔だけが見えなくなっちゃって。私はそういう時でも見えないものを見ようとするタイプのおたくなのでジュジュくんの方を見てたら、下手側から順番にこっちに手を振ろうとしたジュジュくんがスッて1歩足を下げてキャップの後ろから見えるように顔を出してニコニコしてくれて、さすがに感動してしまいました。えーーーーー!!!やさしーーー!?!!ってなりました。これはほんとに沸いた。結果的に最高の誕生日プレゼントでした。

 

蛇足だけど博品館劇場ってなんか好きなんですよね。特別見やすいとか椅子が好きとかあるわけじゃないけど、あのちょっとレトロでこじんまりとした感じがツボです。雰囲気推し。

#ドルステとわたし【行脚編】

2015年5月から6月といえばチャームにはお馴染み、鬼畜日程を含んだ全国行脚(E.T.L vol.7ツアーと魁)。

私は福岡と北海道は干したので鬼行程を経験してはいませんが、宇宙人たちもチャームたちもその節は本当にお疲れさまでした。なんだったん、あの北海道…

それはそれとして、ツアー東京初日、冒頭レインコート姿で客席からダーッと登場した宇宙人たちに「かっわいい…」って思わず声が出ました。おかっぱヘアだったからほんとにてるてる坊主みたいですごく可愛かった。相変わらずサングラスで目線はわからないんだけど、こっちからはわからないこの間に自分の色探してる感があったジュジュくん、最高に好きでした笑

この東京では私にとって人生初の最前がありました。その頃は最前列のチケットなんて幻だと思ってたので、永遠に間に人がいない状態でアイドルがいる現実の解像度やば…ってひたすら戦慄してて、何かの時に思いっきり打たれて連番の皆がこっち見てたのは記憶にあるんだけど、人間やっぱり衝撃が強すぎると記憶が抜けるものですね。

WTから引き続きカモ虎課長も出演してくれたのも嬉しかったなー!宇宙人たちとビジュアル的に謎の親和性があって。笑 あの時の缶バッジのイラスト好きだった!し、ミニうちわも可愛かった!トラトラトラとラムのラブソングはどっちも課長のおかげでセットリストに入ったと思うので感謝感謝です。トラ耳、トラ手の破壊力。なかなかニッチだな。あと最終的に毎回ジュジュくんがヴィーちゃんのトラ装備を預かって捌けていくのが地味にツボでした。

そういえば当時チャームがカモ虎課長に会いに行くと推しアイドルに沿ったオリジナルステッカーをくれてたんですが、私のそれ、まさかのTwitterのヘッダーにしてる写真モチーフで爆笑しました。ちなみにあれはCHaCK-UPのグッズ撮影で使われていた車両型宇宙カフェの壁です。店員のお姉さんに「ちょうどそこに座ってましたよ」って教えてもらって…笑

 

E.T.Lツアーはとにかく楽しかったので今でも特典として収録されてるDVDを定期的に見るくらい好きです。思えば初めての友達との観劇遠征だったから、そりゃ楽しいよね。

大阪公演の日、先にホテルチェックインするからってアニプリの財前みたいな極限に適当な服装で行ったら普通にドン引きされたのすら覚えてる。ごめん。財前も間接的にdisってごめん。その後ちゃんと可愛いカラギャンしたから許されました。カラギャンといえば会場付近でなんとなく見覚えのあるチャームさん達を見かけると感じるあの嬉しさってなんなんでしょうね。地方会場でのそれは都内以上に妙にワクワク感を掻き立てるものがありました。

大阪会場ではキセキノカケラでうちの青チャームが青灯して地蔵してたらジュジュくんがそれを見つけちゃって物凄く硬い表情で隣の私を見てきたのが忘れられません。おたくの感情がごめんな…って代わりに謝ったつもりですが、伝わってたかな。笑

このツアーから私は突如としてSOJ学院の土岐原穣くんにハマっていたので、SOJ校歌は天国でした。破天荒キミちゃんと世話焼き穣のわちゃわちゃ感、素晴らしかった…この時のキミちゃん自由すぎて曲中に実際に携帯で写真撮ったりムービー撮ったりしてたのすごかったし、それが後から公式に上がるのも天才だった。まあSOJ校歌は名古屋の天馬先生verが一番凄まじかったですが…穣の振り回され具合が倍増しててニコニコしちゃいました。ちなみに毎回バカみたいに穣くんを呼んでたので通路沿いから見つめながら眼鏡をクイッと上げるファンサをくれたりと段々優しくなってくれました。緑振ってる時よりテンション上がってたかもしれない。結果的に曲によっては緑と橙を振ることになり、周りからは人参と呼ばれました。

夜はタコ焼きとビールを片手にAKB総選挙見てましたね。ほんとにどうでもいいことまで覚えてるからほんとに楽しかったんだなあ。

 

そして名古屋。全チャームが待ち望んでいたミミタ参加回。この名古屋は先に述べたようになんとなく見知った中でも特に歴戦のチャームが集っている感があって、なかなかすごい雰囲気でした。

最初の曲が終わって、MCに入って、鳴り響く目覚まし時計…今の御時世では絶対に聞けないレベルの絶叫に包まれた会場、すごかった。その後のセトリも、全部ずっと見たかったものがそこにあって、言葉にならなかった。四つん這いになった天馬先生の背中に足を乗せるミミタが見られるなんて、ポミィにデレデレなミミタが見られるなんて、昼と夜とは別の顔をまた見られるなんて!夢にまで見ていたジュジュとミミタのキセキノカケラ。更には、ミミタが参加してのCheck in and Go。ほんとに全部盛りって感じでした…。この時のチェキゴでジュジュとミミタが背中合わせに撃つ時があってめっちゃくちゃ沸いたし撃たれたい〜!!って思って頑張ったけど結局無理だったのも良い思い出です。

最後の銀河伝説、間奏でミミタが引っ張る動作をして袖からポミィが現れる振付は何度見ても神です。7人でCHaCK-UP。あまりにもこの時間が終わるのが悲しすぎて「ミミタ、おやすみ!!」を告げた直後に隣の青チャーム以上に号泣してしまい、それを見て涙が引っ込んだらしいのは本当に申し訳なかった。陳謝。

もうこの先7人揃うことはないかもしれないなという気持ちは当時も正直あったけど、それでもなんとかその機会を作ってくれたのが本当に嬉しかったです。

 

東京か名古屋か忘れたけど、自分の横の通路を行くジュジュくんを目で追ってたら通り過ぎきる直前でちょっと振り返ってウインクをくれる、ということが2回くらいあってこの人の視野どうなってるの?あるいは焦らし??って悩んだのもこの時でした。

 

最後に、このツアーのMCであったご当地モノボケ?みたいなトーク、毎回勢いで押し切るジュジュくんがひたすら面白かったです。私が見た限りでは本当に毎回勢いだった。名古屋は特に。ジュジュくんは風属性なんだな〜(?)とか思ってた。ら、この間のPPPでもぐるぐる吹き飛ばしててなんだか嬉しかったです。変わらないものもあるんだね。

 

#ドルステとわたし【緑化編】

ここまで比較的ゆるゆると過ごしていたのに、事態が一変したのは2015年。忘れもしない1月7日。

『CHaCK-UP〜ねらわれた惑星〜』初日。

なんでしょうね、なんでだったのかいまだにわからないんですけど、彼が「たっだいまー!!」と現れた瞬間に『あ、やばい。好きだ。』って文字通り落ちました。

そう、鳴上林檎くんです。STの時は旅生のためなら無条件に法を犯しそうって印象しかなかった(謝罪)んですが、再会したらなんか知らんけど余裕に満ち溢れたイケメンになっていた。え、今…?私、なぜ…?と思いながら回を重ね、気付けばうちわの材料を買い込んでいました。

そうして初めてうちわを持って参加したライブ、14列の上手だったことすら覚えてるんですけど、下手から中通路を駆け抜けてきたジュジュくんと目が合って、その時お顔が『緑だ!!!』ってパァッてしたんですよね。その瞬間、「生きてる!!!」と思いました。私がなのか相手がなのか分からないけど、とにかくそう思って私は完全に緑チャームとして完成しました。

確か最初はそんなにチケット揃えられてなかったから、ぎりぎりまで必死に集めた記憶があります。この時にフォロワーと初めてご飯に行ったりグッズ関係で繋がったり、今にまで続くご縁が出来たのが本当に幸せだったな。ますますAWにどっぷり浸かるきっかけになりました。

一番最初に明確に貰ったファンサは、センブロ前方に座ってた時。ジュジュくんにとって締めのご挨拶のタイミングは自分のうちわを持ってるオタクにぐるぐるハッピーのおまじない(人差し指🌀ってして👍するやつ)をかける時間だったと思うんですけど、その時初めておまじないかけられたんですよね。ところが私はびっくりしすぎて目の前のことが信じられず、呆然としながらペンラをゆるゆると振り返したら、それを見たジュジュくんがニッコニコしながらうんうん!て頷いてもう一回指差しをくれて…いやー、いい思い出だなあ。多少美化されてるかもしれないけど。

あとすごく覚えてるのが、前方下手で初めてウインクを食らったこと。ドルステで想定外のファンサされると座席でガタッてしちゃう癖があるんですが、初めてそれをやらかしたのがこの時。てか今に至るまでこの癖直らないのなんとかしたい。シンプルにキモいからやめたい。その回はたまたまフォロワーが後ろの席で、終わった瞬間「ウインク貰ってましたよね!?」って言われてあれ夢じゃなかったんだぁ…てしみじみしました。

STにまともに通えなかった私はWTでようやくお見送りに本格的に参加したんですが、あれもなかなかにいろんな事がありました。あの一瞬でいかにいい反応を貰うか、この時点ではとにかくそれに賭けていました。キャップのウインクが好きだったからウインクして返してもらってたり、物販のチャームをネックレスにしてジュジュくんに見せたり、あとヤマトくんにはひたすら告白したり。笑

今思い返すとお見送りってどの会場もすんごい距離近かったですよね。ほとんどが人がギリすれ違える通路でやってるからそりゃそうなんだけど、応援している相手とそんな距離で直接言葉を交わすことができるってすごい時代だったんだな…

ちなみに、17日昼公演の真っ赤なRSSはほんとに忘れられないです。アイドルステージのファンの団結力を感じて、まだ新参だった私は正直少し怖かったけどわくわくしました。壮観でした。

 

 

続く2月、CCC vol.1。

こちらのファンミはまあ私にとっては色々と…色々とトラウマが生まれたイベントでしたね…特に某曲 🍒

P.P.P225で流れてきた瞬間に隣の連番からすごい目で見られたし私もなんか爆笑しちゃって地獄、他のフォロワーにも後から言及されちゃって、当時から余程私は周りにワーワー言ってたんだな…ごめんね皆…って今更反省しました。でも仕方ない。オタクってそういうもん。(開き直るな)そんな訳であんまり中身覚えてない…DVD持ってるけど特典しか見てない、確かクイズ大会とかあったよね…

あとこれ永遠にvol.2開催されなくて最終的に写真集のタイトルになったの、申し訳ないけどめちゃくちゃ笑いました。まぁ仕方ない。笑

 

 

2015年5月、りぼんフェスタのスペシャルステージにそういえば行ってました。かげくんの魔王JR兵庫公演から帰ってきて翌日の品川。上を見上げたらTOがいて、昨日ぶり〜お疲れさまです〜って心の中で挨拶してた。マルちゃんとヴィーくんペアの出演だったけどひたすらめちゃくちゃ可愛くて、これはりぼん読者向けに正解のコンビだ!!って納得して帰りました。なんだそれ。

#ドルステとわたし【立志編】

事の始まりはテニスの王子様。私の青春時代を共に過ごしてくれた王子様たちは、2.5次元観劇デビューも支えてくれました。

ここの経緯は割愛しますが、端的に言えばあの頃に数打ちゃ当たるほどいた『財前光役 佐藤流司』にメロメロにされたオタクの一人が私です。

哀れな構図やな──

 


2014年5月。

流司くんの別作品を観てみたい、ちょっとよくわからないけど数年前まで某大手事務所のファンもやってたしアイドルものなら楽しめるだろう。なんて少しの緊張を抱えつつ足を踏み入れたのは新宿サザンシアター。

『プレゼント◆5−オレはぜったい悪くない−』の再演でした。

今でも鮮明に覚えているのは、2部の途中で下手通路をゆっくりハイタッチしながら上ってくる要様の姿。私、通路席。これは…と思いながら右手に1本携えたペンライトを恐る恐る左手に持ち替えて、要様が階段を上ってくるのを見る。見ている。見ている。

わ、こっち見た。

多分実際は2秒もなかったと思うけど、要様が私の目を見て、微笑みながらそっと手を合わせてくれたあの瞬間がいまだに脳裏に焼き付いています。こう書くとなかなか気持ち悪いけど、そのくらい衝撃的でした。

それまでの観劇では「座席に座っている自分はこの物語には存在しない外側」の感覚でいたのに、2部が始まった瞬間から確かに「私」がその中にいて、なにこれ。物語の世界なのに、私の現実でもあるんだ。すごい。楽しい。嬉しい。

要様に文字通り手を取られ、見事AWを楽しむ一員(青アム赤リボン)となったのでした。

 


余談ですが、ドルステに通い始めてから私の2.5を中心とした観劇趣味がとんでもなく勢いを増すことになったので、今この楽しい日々があるのはきっかけをくれたヤマトくんとあの日の要様のおかげです。本当に感謝してもしきれません。

 


とはいえこの時点ではまだ舞台通いにも慣れてなくて、その後のE.T.Lは不参加。

 


2014年8月、どうやら新作…?が始まる…?らしい?というあやふやな認識でチケットを入手し『CHaCK-UP』初日に参加。

リアルトリップが丸被りしていてこの日しか参加できなかったのだけど、今にして思えば行けて良かったなぁ。とにかくステージとの距離の近さに戸惑ったし真横を人が駆け抜けるしであっという間に終わってしまった。

2部が始まってキノコヘア&サングラス姿で現れた時は、いつまでこのままなんだろ…?て思いながらペンラ振ってた笑 なおこの時点では特にこの子好き!がなく、キャラ的にツボだったので青を振っていました。あの感じ、おたく皆好きになっちゃうじゃん。

ほんとに体感秒で頭の中チカチカしてたから、例の無表情対応に何の疑問も抱かず手を振って去った記憶。とりあえずこの世界すごく楽しいなって確信した瞬間でした。

 


2014年10月。前月のコスフェスはょゎのおたくだったので不参加でしたが、E.T.L vol.5は行きたい…行きたいぞ…という思いが沸々と高まり、チケットを探した結果、後に繋がる運命の出会いを果たします。ここで出会えていなければ、私はきっと今でも一人壁打ちの日々を過ごしていたでしょう。

公演自体もカメラ後ろのドセンというなんとも美味しい位置で楽しく過ごしました。カメラへの目線はみーんな私のもの!思ったモン勝ちや!

 


2014年11月のネルフェス2014。

ここでも安定のおひとり様だったのですが、映像でしか会えていなかった血の雨と無恥がOPで登場し、あまりの感動に2階最前で立ち上がれず。バンギャ上がりにナマの夜魔都はさすがに腰抜けました。(註釈:3次元は幼少期のジャニオタに始まりバンギャ→ジャニ再燃→バンギャ再燃を経て現在観劇メインに収まった人間です)

まさか人生で会える機会があるとは思っていなかったから本当に嬉しかった…その後はフルムーンまで登場するし、さすが祭典!こんなにレジェンドを目の当たりに…!とひたすら感動に打ち震えていました。

SOJ生徒の子たち、この時もまだ誰とはなく皆かわいーってニコニコしながら思ってた。

そんな訳で続くコミックジャックは不参加でした。

 

ところで10年後の某月また出会えるの信じてるんですけど諸々調整いかがでしょうかネルケプランニングさん。